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■ 虚考、うぃる。【Mixed Media Arts Production CATTER'Z EYE & Harasawa Gukken weblog】 ■

タクティクスオウガCGアニメーション化計画(仮想シナリオ) PHASE:1改訂

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(便宜上、 前回のエントリはPHASE:0とした。)

 

この二週間ほど、休日や空き時間を利用して、デニム・ヴァイス・カチュアのゴリアテ3人組をモデリングしていた。

で、ベースは一通り出来たので、ご報告。

 

 

まずはデニムきゅん。

 

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当プロジェクトの基本方針として、「新旧デザインを折衷する」という地点を目指している。ここは譲れない。加えて、遠望からだと吉田明彦風に、かつ「半端にリアルすぎず実際に存在するかのように」可能な限り見えるよう試行錯誤していて、その結果としてキャラクター第1号のこのデニムが出来た。CGCGしてる感を薄めつつ、西洋絵画の趣とセルアニメ風の味を両立させたかった。

 

デニムに関しては、少年性と、大人の現実との狭間で悩める感じ、思春期的な憂いを表現したくって。若きパウエルの悩み。とはいえゲリラ戦士なので、顔つきも体つきもただ幼いままではないはず。イメージは、少し茫洋とした末っ子笑 170cm位の中肉中背を想定している。

 

泥沼の騒乱の中にいるわけだから、ツヤっとしてはいないだろうということで、主にFF12やベイグラを参考とした、「乾いたテクスチャ感」によって少しくすんだ雰囲気を出している(これは後述の2人も同様)。ただ描きこみ過ぎるとオウガ風な味が損なわれるので、そこのバランスに最も苦労した。

 

BlenderやPMX、MMDなどをかませてTOON効果をかけている。最終的にはAfter Effectsと編集ソフトで補正していくことになる。

 

 

 

お次はヴァイスくん(さん)。

 

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悪いこと知ってそうな頼れる兄貴分のイメージで作成。ヴァイスに関してはキャラデザといい顔といい主張といい、とにかくあまり一貫性がないので難産だったんだが、表情を弄れば、吊られた男にもテロリストにも英雄にもなれそうな、デニムとは違ったベクトルでのバランス感が出せたような気がしていて、最終的な造形は個人的に一番お気に入り。

175cm前後、筋肉質で精悍な感じ。若干上目遣いっぽいのは、彼の貧民層出自による劣等感やひねた感じを表現している。

 

しかし、ドット絵って奥が深い。ドットと似た形状にモデルやパーツを整えても同じ味が出ないんだよ。テクスチャが美的感覚を決めるというか。

 

 

 

さて、お待ちかね、カチュアさま。

 

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悪女だとかキ○ガイだとかよく言われてますが、実際カチュアは実に現実的というか、

TOには物語構造のトリックがあって、そもそもローディス最強騎士団と誉れ高いロスローリアン相手に、たった3人(しかもほぼ無策)でテロを成功させようとするヴァイス・デニムのほうがネジぶっ飛んでるんですよね、うん。まぁ人としてどこかぶっ飛んでないとデカい仕事なんて大抵成せない訳ではあるが。

 

しかし彼女にもかなりの狂気性はあって、彼女の遺伝子同様、何をしでかすか分からない不穏さ、垢抜けない感じを意図的に残してます。意志の強さを顎や鼻のシャープさに、母性(と表裏一体の独占欲)を丸みに。男2人よりもポリゴン数を増やして女性的なフォルムを表現。

 

 

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この3人でキャラクターのデザイン性や統一感といった大枠が概ね固まった。

しかしこれで完成ではなく、微調整を加えていく。

この1年ほどはモデリングとモーフと装飾の作成になるでしょう。最初のデニムは方向性の決定や試行錯誤も含めて制作に5日以上かかったのだが、3人目のカチュアは3日でまとまっているので、順調にこなれてきて、次はゼノビアンズあたりですかね。

 

 

これにてスタートライン。

 

さぁ、ハイム戦役を始めよう。

  

 

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